佐藤達夫さんによる 金継ぎ実演

先月、佐藤達夫さんの工房にお邪魔した際、頼まれた陶器の金継ぎをする、ということで見せて頂きました。砥の粉という茶色の粉に生漆を混ぜて、布に入れて絞ることで濾し、不純物を取り除いてから薄すぎず,厚すぎないように継ぎ目に上手く塗り接着させます。接着させる際は隙間が空かないよう、力を入れて貼り合わせますが、見ていて割れないのかと冷や冷やしました。佐藤さんは気さくな人柄なので、頼まれて金継ぎ教室も開いているそうです。

6年前の高田晴之さんの作品

6年ほど前に、高田さんから、こんなものを作っています。良かったら、委託品として扱ってください。と言われ、当店でお披露目したものです。器用ですねー。精緻なのは勿論のこと創意に満ち溢れています。木地師としての技を存分に発揮した意欲的な作品ばかりです。遊び心にも満ちてます。

佐藤達夫さん作 根来塗モダン椀 (税込8500円)

を紹介させてください。 小口(高台)と胴の部分が滑らかに繋がっている大変モダンな感じのお椀です。木は、栃です。塗は根来塗。 作者の佐藤さんは、材料の木の乾燥から木地師、塗師、蒔絵師までをこなす超人です。 また、手軽に購入できる価格設定も魅力です。 https://nurimonoya.com/ https://store.shopping.yahoo.co.jp/nurimonoyajapan #佐藤達夫 #根来塗 #椀 #漆器 #ぬりもの

漆の木 について

樹皮に深い傷をつけると、真っ白な樹液がじわっとうきでてきます。 成長過程では、下草が生えないように大切に育てられます。   掻きとられた漆を「生漆(きうるし)」と言います。 主成分はウルシオールと言い、ゴム質,含窒素物(唐蛋白)、および水分で構成されています。この水分が少ない漆が良質のものとされます。一般にベトナムなどの東南アジアの漆より日本産のほうが水分が少なく良質とされています。 この生漆は、空気に触れると、ゴム質中に含有されるラッカーゼと呼ばれる成分との酸化反応により参加し、茶褐色になります。 その後いろいろな過程を経て、透明になっていくのですが、全くの透明ではなく飴色(茶褐色)が残ります。白木をそのままの色でコーティングできるといいなとわたくし、店主は思っています。 (参考文献:」うるし光沢の美 小磯稔著  新潟日報事業社    

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ぬりもの屋 japan 再開しました。

ぬりもの屋 japan(ヤフーショッピング出店名:ぬりもの屋じゃぱん)では、ヤフーショッピングにて商品を販売しております。取り扱っております商品の紹介や店主が発信する情報は、当ホームページやfacebook等で配信しております。 ぬりもの(漆器)は、木製の器を長持ちさせるために放水効果のある漆を塗ったものです。陶器と較べると、軽さと保温機能、すなわち、温かいものを温かいままに、冷たいものを冷たいままに保てるところに特徴があります。当店では、厳選させて頂いた3人の作家(佐藤達夫、野村俊彰、高田晴之)を中心に、現代の居住空間にマッチするぬりものを提案してまいります。 皆様方におきましては、末永くご愛顧のほどお願いいたします。

ヤフーショッピング

ヤフーショッピングへ出店しました。

当ホームページで紹介しておりますぬりもの(漆器)は、ヤフーショッピングにて購入いただけます。 ヤフーショッピングのアドレスは、下記になります。 https://store.shopping.yahoo.co.jp/nurimonoyajapan/